1カ月経って
断ギャンブルを始めて一カ月が経とうとしている。
まだ一カ月かという気持ちと、もう一カ月経ったのかという気持ちとが入り混じった思いである。
一カ月経って一番感じる事は、ギャンブルに対する欲求がかなり減少した事だ。
欲求が減少した要因の1つはギャンブルをしていた習慣を忘れてきている事にあると思う。
断ギャンブルを始めた当初は、ギャンブルをよくしていた時間帯になるとギャンブルを思い出し、ギャンブルをしたい衝動に駆られていた。
以前ブログにも書いたが、毎日朝起きてすぐ競輪の予想をしていたし、夜はミッドナイト競輪をしていた。週末は朝から夕方まで中央競馬をして、その後は競輪をしていた。
断ギャンブルを始めてからは、このギャンブルをしていた時間に別の習慣を当てはめるようにした。
まず始めたのが朝起きてすぐブログを書くようにする事だった。
自分にギャンブルをしてはいけないと言い聞かす為、そして断ギャンブルのモチベーションを維持する為にブログを書いた。
今思えば、1日の始まりにギャンブルをしないと意識付ける事がよかったのかもしれない。
そして夜は帰宅途中に、マクドや喫茶店などに寄ってSNSを見たり、他の方のブログを読んだり、ギャンブル依存性の事を調べたり、今興味がある事を調べたりする時間を作った。
家にいるのではなく、外で考え事をするという環境を作ったことはよかったと思う。家にいるとついダラダラしてしまい、ギャンブルをしたい気持ちになるような隙を作ってしまう。
外で調べ事や考え事を始めてみると意外と集中できるし、仕事終わりは今まで家でギャンブルしているかパチンコ屋に行くかだったので、コーヒーを飲みながら考え事をする事がとても新鮮に感じた。
そして私は一冊のノートを購入し、気になる事や勉強になる事、気付いた事などを書き留めるようにした。
私はノートに何かを書くという行為が昔から好きであった。
学生時代は教科書の内容などをノートにまとめて書いて、それだけで勉強した気になって成績が悪いというタイプであった。
今回、ノートにいろいろな事を書いてページを埋めていく作業は、私の場合ギャンブルの代わりになる習慣となった。
平日の習慣の次は休日の習慣を変えなければならない。
休日、家族がいるので家族と出かけたり、家の掃除をしたりするようにした。
それでも競馬が気になったら昼寝をする。
寝る事はギャンブルを回避する為の最高の手段だと思う。
そうしてギャンブルのない生活パターンを構築していった。
そして一カ月経った今は、ギャンブルの事はあまり考えないようになった。
頭の片隅にいるのだが、前みたいに頭の真ん中で陣取ってギャンブル以外は考えられないという事はもうない。
禁煙の時もそうだったが、一カ月経つと禁断症状というか衝動に駆られる事は随分少なくなってくる。
しかし、ここで自分は自制が出来る人間だと勘違いしてスリップしてしまうと、また一からスタートで、またあの辛いギャンブルしたいという衝動と戦わなければならない。
やっとこの状態まで来たのだし、このままギャンブルから卒業したい。
ここを乗り越えると、次は3カ月経った頃がスリップする可能性が高いと思う。
禁煙の時も何回か3カ月の壁にぶち当たった。
3カ月経過した頃は特に注意したいと思う。
そしてこのブログをこれまでほぼ毎日更新してきたが、ちょっと投稿を減らそうと思う。
毎日ブログを書く事で、ギャンブルを否定し、ギャンブルをしたい衝動を抑えるのが当初の目的だった。
今ではギャンブルの興味も減少しているし、当初の目的はほぼ達成できたのではないかと思う。
「勝手にしたらええやん」と思われるかもしれないが、途中で断ギャンブルを挫折したとか、スリップして逃げだしたとか思われたくないしこれからもそうなるつもりはない。
またこれからも気付いた事あれば書いていくので、気が向けばこれからも読んでやって下さい!
そしてギャンブル依存症から絶対に抜け出してみせる!