あるギャンブル依存症の1日
ギャンブル断ちをして、しんどくなる時間は、いつもギャンブルをしていた時間によく訪れる。
毎日、ルーティーンとしてギャンブルをしていた時間だ。
まずは朝、起床後すぐ、競輪のサイトを見て予想していた時間。
8時半から始まるモーニング競輪の1Rの時間。
お昼休憩の時の競輪結果確認と、午後のレースの予想（競輪、地方競馬、オートレース）の時間。
パチンコ屋さんに立ち寄っていた仕事終わりの帰宅の時間。
夜、21時頃から始まるミッドナイト競輪の時間。
パチンコを打ちながら、競輪をするという依存症ならではの暴挙もしていた。
流石に、スマホ片手に競輪しながらスロットを打つのは難しかったので、二刀流の時は、人気のない誰もいないシマでパチンコを打っていた。
ギャンブル依存症だとバレないようにする為だ。
毎週金曜、土曜の夜は、中央競馬の予想をしていた時間。
そして土日のお昼は、中央競馬のレースの時間。
ざっとギャンブルをしていた時間を書き上げてみたが、起きてから寝るまでほぼギャンブルをしていた。
ちなみに、こんな一日を続けていくと、約半年の間に300万の負債を抱えてしまった。
ギャンブルを止めるとなると、当然の事ながら今までギャンブルしていた時間が、ぽっかり空いてしまう。
この時間をいかに過ごすか？
ギャンブルを止めるにあたって、まず最初に解決しなければならない問題だ。
暇を持て余すと、ギャンブル魔王に攻撃される。魔王はそんな隙を見逃さない。
そこで新たなルーティーンを作ろうと思った。
その為にまずブログを始めた。
朝、起床後すぐブログを書く。
お昼休み、ブログの続きを書く。できたら投稿。
帰宅後、子供にスマホを渡し、夕食、TV鑑賞。
この時間では出来るだけスマホは手元に置かないようにする。
その後、ダイエットをかねて1時間くらいランニングをする。
ここでスマホを手に取り、ランニング用のアプリを使い、毎日の走った記録をつける。
依存症になった私の性格では、毎日の走った記録を取る事でモチベーションが維持される。
ランニング後、お風呂に入り、YouTubeなどを見ながら就寝。ここでギャンブル関係のYouTubeは見ない。チャンネル登録も解除した。
これで健康的な1日の記録になったと思う。早く、このルーティーンを体に覚えさせて、ギャンブルの事を考えないようにしないといけない。
先週の土日は、仕事であったり、家族と今後の話をしたり、阪神タイガースの試合をTV観戦したりといろいろと予定があったので、競馬の事は気にならなくて済んだのが幸いだった。
が、もし、予定がなかったらどうなのか？という不安は実際、ある。
しかし、今回は負ける訳にはいかない！
必ず、ギャンブル依存という魔物を討伐してみせる！
オラに元気をわけてくれ！
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